最近「これは!!」というのがない。曇ったのかどん欲さが足りないのか・・・
ま、なにはともあれ
西巷説百物語
むぅ・・・と唸るほかは無い。というのが読後の感想。
シリーズ5作目なのだが、ん・・・
舞台を江戸から上方へ移してのおはなし。場所も登場人物も違うので、当然趣も異なる。
これが吉と出たか凶と出たかは、本当に読者次第なのだろう、多分・・・。
これが、全然違うタイトルで出ていたら、また感じも違ったんだろうなぁ、としか言い様が無い。
良くも悪くも「巷説百物語」を引き摺ってしまうんですよ。
これが単体なら「まぁそういう話もアリだなぁ」と思うのだが・・・
何が言いたいかというと、このシリーズでやる必然性は何か、あるいは舞台を上方に移した必然性は何か、というのが掴めない。
それを抜けば、これはこれで面白い1冊なのだが、タイトル故に前作を引き摺ってしまうんだな・・・
こんなことでミソがついた、というのは初めての経験でした。
2012年2月24日金曜日
2012年2月3日金曜日
魔術師は中国がお好き?
これも古い本棚から引っ張り出してきた。
異色中国短篇傑作大全
アンソロジーなのだが、作家陣の中に井上祐美子の名前があった、というだけでレジに持っていった記憶がある。
中の1曲が聴きたいためにCDアルバムを買うようなもんだなぁ、と思いつつ買ったのだが、だがしかし、予想に反してどれも面白かった。
ただ、1つだけ難点を言えば、「別に中国歴史小説でなくて、舞台を現在においても十分な話になるじゃない」という作品もある、ということかな。
ウェイレスの大魔術師
リンク先には画像がない様なので、張っておく。
今時、ゲームブックって誰も知らないんじゃあなかろうか・・・
だがしかし、これがなかったらあの不朽の名作ドラクエだって誕生しなかったかもしれない。
何かというと、マルチエンディングな冒険覃が長くても1ページ程度のパラグラフに分割されて、ランダムに配置されている本なのだ。でパラグラフの文末には選択肢が書かれている。たとえば、
「ようやくモンスターを振り切った君は壁にもたれかかって一息つく。そこでふと視線を移すと左手に壁そっくりに偽装されたドアがある事に気付いた!! 左のドアを開けるなら118へ そのまますすむなら136へ」
などなど・・・
で、本書は以前ここで書いた「ドラゴンランス」シリーズに登場する双子の弟、レイストリンが魔術師になるための大審問を受けた時の話が題材になっている。
本編で決して語られない、そしていつも「双子の関係に影を落とす原因になった」とだけ触れられる逸話を、よりによってゲームブックにするんかい!! と、正直仰天した。
このゲームブックという奴は、マルチエンディング故「正解の話」を辿っている保証がないのだ。
まぁ、とはいうものの、こういうゲーム性がD&Dの神髄だし、あのレイストリンになれる! と楽しむのも一興かと。
というわけで「ドラゴンランス」を最近読んだ方にはぜひとも挑戦して欲しい1冊。
異色中国短篇傑作大全
アンソロジーなのだが、作家陣の中に井上祐美子の名前があった、というだけでレジに持っていった記憶がある。
中の1曲が聴きたいためにCDアルバムを買うようなもんだなぁ、と思いつつ買ったのだが、だがしかし、予想に反してどれも面白かった。
ただ、1つだけ難点を言えば、「別に中国歴史小説でなくて、舞台を現在においても十分な話になるじゃない」という作品もある、ということかな。
ウェイレスの大魔術師
リンク先には画像がない様なので、張っておく。
今時、ゲームブックって誰も知らないんじゃあなかろうか・・・
だがしかし、これがなかったらあの不朽の名作ドラクエだって誕生しなかったかもしれない。
何かというと、マルチエンディングな冒険覃が長くても1ページ程度のパラグラフに分割されて、ランダムに配置されている本なのだ。でパラグラフの文末には選択肢が書かれている。たとえば、
「ようやくモンスターを振り切った君は壁にもたれかかって一息つく。そこでふと視線を移すと左手に壁そっくりに偽装されたドアがある事に気付いた!! 左のドアを開けるなら118へ そのまますすむなら136へ」
などなど・・・
で、本書は以前ここで書いた「ドラゴンランス」シリーズに登場する双子の弟、レイストリンが魔術師になるための大審問を受けた時の話が題材になっている。
本編で決して語られない、そしていつも「双子の関係に影を落とす原因になった」とだけ触れられる逸話を、よりによってゲームブックにするんかい!! と、正直仰天した。
このゲームブックという奴は、マルチエンディング故「正解の話」を辿っている保証がないのだ。
まぁ、とはいうものの、こういうゲーム性がD&Dの神髄だし、あのレイストリンになれる! と楽しむのも一興かと。
というわけで「ドラゴンランス」を最近読んだ方にはぜひとも挑戦して欲しい1冊。
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