2011年11月21日月曜日

謎掛けは数学者がお好き

ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者
不作である・・・だがしかし、ここに漫画を加えてしまっては漫画だらけになる事は必定なので、そこはあえて避ける。まぁ、ラノベとマンガの境界線は何じゃ、と言われると辛いのだが・・・
巷では数学ガールが以前から話題になっていて、私も実は読んでいる。で、あれはあれでとても面白いし、「僕に懐いててときどき猫語になる美少女の従妹と僕を慕っている後輩の美少女と僕を密かに好きなクールデレの数学天才美少女の同級生と、たのしい数学のおべんきょうをする話」というコンセプトはそれはそれで面白い。
で、本書は何が面白かったかというと、本題のポアンカレ予想を解くところよりも、それに至るまでの歴史がサラサラと説明されているところ。しかも数学の中身ではなく人物中心というところがまた楽しい。
いやいや、しかしながらトポロジーの歴史を紐解くのに、オイラーの7つの橋まで遡るとは予想していなかった。まぁ、よく考えれば一筆書きというのはそもそもそういうもの、という概念は知っているからこそ当たり前であって、知らないでいれば、よもや数学の一分野になるとはお釈迦様でも気が付くまい、というレベルである。それ故の天才なのだろうけどね

2011年11月20日日曜日

竜が暴れる7つの都市

読み直したもの、と言った方が正しい・・・

七都市物語
地軸が90度転倒して今と全く違う世界になるというお話。この話の重要な鍵はオリンポスシステムにある、と思うのだな。ある一定の高度以上を一定の速度以上で飛行する物体は容赦なく叩き落とす衛生システム。これがないと三国志現代版、のようなシチュエーションはありえなくなってしまう。これゆえに個性あふれる軍人達の知略勇躍が見れるわけで。
1冊完結で続編はないけど、最後でバランスが崩れたからしょうがないかな、とは思う。

ドラゴンランス
初めて読んだのは、まだ高校生の時。当時はD&DとかT&Tにはまってたのでその流れから手に取った1冊だった。
で、今回リンクにした復刻版は持ってません。ていうか、表紙の挿絵見て「誰じゃこれ?」。
内容の方は文句なく面白いのに、世界観ぶちこわしてどーするって感じですな。
AD&Dがベースなので、登場人物の能力がはっきりしているのも良い。
まぁ内容についても残念に思う部分がないわけじゃない。シリーズとして本編の戦記、続編の伝説、その他外伝等いろいろ出ているのだが、そのどれにも一切レイストリンの大審問そのものが書かれていないんだよなぁ。唯一の手がかりはゲームブックなのだが・・・