2013年4月18日木曜日

珈琲を片手に古書を読む

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を

本当に至る所で比較されているこの2冊。
まぁ総じて後者の評価が低い。
もう、これはしょうがないかなと思う。

曰く、二番煎じである
曰く、登場人物に厚みがない
曰く、土地柄が生かされていない
etc.

そこまで言われるほど悪くはないと思うのだが・・・手直しすれば。
前者だって、既刊の4冊でようやく物語は後半(だと思う、多分)に差し掛かるわけで、これを1冊の半分に纏めろ、となれば後者と同じ評価をくらうことになるんじゃないかな?
事実、描写が筆致な前者は、その分全体の話の流れが遅く、じれったい感が拭えない。そこも作者の狙いなのかもしれないし、主人公たちの物語の中での中途半端な立ち位置が、収まるところに収まってしまえば、この作品のアイデンティティーは失われてしまうだろうしね。

そういう意味では、続編が決まったという後者の、新しい展開と書きたくても書けなかった(と思う)細部の描写に期待するのである。

2013年2月28日木曜日

敵は神か海賊か

敵は海賊・海賊の敵
長い長い6年だった・・・
しかし、それでもやっぱり面白い!!
同じ設定、同じ登場人物なのに、登場人物の視点を通すとこうも見え方が違う、それでいてやはり同じ世界、というのは如何に世界観が確立されているかなんだよな。
余談
Ω空間に対する考察はすべての話でいつも話題になるこの作品の核のひとつだが、本当にその出来の良さに敬服する。論文形式にしてまとめてみようかな・・・