ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者
不作である・・・だがしかし、ここに漫画を加えてしまっては漫画だらけになる事は必定なので、そこはあえて避ける。まぁ、ラノベとマンガの境界線は何じゃ、と言われると辛いのだが・・・
巷では数学ガールが以前から話題になっていて、私も実は読んでいる。で、あれはあれでとても面白いし、「僕に懐いててときどき猫語になる美少女の従妹と僕を慕っている後輩の美少女と僕を密かに好きなクールデレの数学天才美少女の同級生と、たのしい数学のおべんきょうをする話」というコンセプトはそれはそれで面白い。
で、本書は何が面白かったかというと、本題のポアンカレ予想を解くところよりも、それに至るまでの歴史がサラサラと説明されているところ。しかも数学の中身ではなく人物中心というところがまた楽しい。
いやいや、しかしながらトポロジーの歴史を紐解くのに、オイラーの7つの橋まで遡るとは予想していなかった。まぁ、よく考えれば一筆書きというのはそもそもそういうもの、という概念は知っているからこそ当たり前であって、知らないでいれば、よもや数学の一分野になるとはお釈迦様でも気が付くまい、というレベルである。それ故の天才なのだろうけどね
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